麻雀の点数計算の第2弾です。第一弾の裏技は見てもらえましたか。
まだ見ていない人は、先にみてください。
今回は、符計算でよくつまずく、符ハネについてです。
あなたは、符計算はしっかり計算しないといけないと思っていませんか?
実は符計算は、みんな真面目には計算していないんです。知っていました?
その考え方を説明します。是非読んで、得点計算に自信をもって麻雀を楽しんでください。
書いていたら、長くなってしまったので、
急いでいる人は「手格好の符で重要なのは、1,9字牌の暗刻だけ」の部分に飛んでください。

符のおさらい
麻雀の符は3つからなっています。
それは、「基本符20符」+「面前符10符」+「手格好の符 0符~136符」です。
この三つを足して、下一桁を切り上げした値が「符」になります。
この中で「手格好の符」が色々変わるから計算が大変なんですよね。
でも、大丈夫。ほんの少しのコツをつかむだけで、点数計算が出来るようになります。
手格好の符について
まず、「手格好の符」って何?から説明します。
麻雀って難しい役を上がると点数高くなりますよね。
それと同じように、上がった時の手の形(ここでは手格好って言います)が難しいと
符の点数が貰えるようになっています。
つまり、暗刻とか同じ牌を集めるのって大変でしょ。待ちが1種類だと上がるの大変でしょ
ということです。
手格好の符の種類
もう少し、詳しく手格好に符について説明します。
手格好の符」も実は三つに分けられます。
- 牌の形
- 待ちの形
- ツモ符
「手格好の符」=「牌の形」+「待ちの形」+「ツモ符」
牌の形
同じ牌を集めるほど、符が高くなります。だから、順子’(順番に並んだ牌)に符はないです。
対子(2枚)<暗刻(3枚)<槓子(4枚)です。
2~8の牌は使いやすいので点数低め < 1,9字牌は使いづらいので点数高め
鳴くと点数低め < 鳴かないと点数高め
です。
2~8牌の暗刻符(4符)を中心に倍々で考えると、覚えやすいかな。
待ちの形
待ちの形は、5種類あります。
- 両面待ち(待ち牌の種類 2種類)
- シャンポン待ち(待ち牌の種類 2種類)
- カンチャン待ち(待ち牌の種類 1種類)
- ペンちゃん待ち(待ち牌の種類 1種類)
- 単騎待ち(待ち牌の種類 1種類)
ここで、重要なのは、待ちの牌の種類が1種類だと符が2符貰えます。
だから、カンチャン、ペンチャン、単騎待ちの場合は待ち符が付きます。

ひっかけ注意!!
ここでよく出てくる、ひっかけ問題があります。
これの待ち牌は、 です。 2種類あるので、待ちの符が付かなと思いますが、
の形だから、 の単騎待ちとも言えます。
そのため、出あがった場合は単騎待ちの2符が付きます。
つまり、待ち牌の種類が何枚あるかではなく、一枚待ち(カンチャン、ペンチャン、単騎)の形になるかどうかで、待ち符が決まります。
の単騎待ちにはならないので、
の場合は
の両面待ちと考えます。
これ難しいですね。後で、別に説明するようにします。
簡単に言うと、待ちの牌が手配にある場合(今回の場合の)、
その牌をに付けたり・離したりして確認すると見つけることができます。
これも
のほかに 「カン
」考えることができます。
そうそう、これは、どちらでも言いわけではなく、一番高い点数になるようにしないといけないルールがあるので、「カン」と考えないといけません。
上級者用
の場合は 単騎待ちの
と考えてはいけないの。
ピンフがなくなるからね。
ツモ符
これは、簡単です。ロンよりもツモのほうが難しいから、ツモの場合は2符つきます。
あと、今回は、初心者向けなので「カン」は説明しませ。「カン」するときは、点数計算が出来るようになってからか、満貫以上の手役があるときにしてね。

符計算は符ハネするかしないかだけ考えればいい
ここからが、本題になります。(前段が長くなってしました)
符の計算は、全部足した後、切り上げの計算をします。
つまり、0~10符までは10符、12符~20符は20符 22符~30符は30符です。
当たり前ですが、実はこれがとても重要です。
麻雀の点数計算が早い人は、手格好の符が合計が12符になるかどうかだけ、考えています。
本当にこれだけです。だって、12符にならなければ10符、12符なれば20符と計算すればいいのだから。(22符で30符になるかも考えますが、カンしないとなかなかならないので割愛します)
では、12符になかどうかは、どう考えればいいでしょうか。次に説明します。

手格好の符で重要符は、1,9字牌の暗刻だけ
12符になるのは、1,9字牌の暗刻に注目しましょう。1,9、字牌の暗刻は「8符」です。
それ以外の符は「4符以下」(注:槓子は除く)なので、4符以下で12符にするには、
3つも必要になります。まあ、そうゆう場合もありますが、ほとんどが1,9、字牌の暗刻は「8符」ないと12符以上になりません。
そのため、上がったらまず、1,9字牌の暗刻があるかチェックしましょう。
1,9字牌の暗刻があった場合、次に残りの4符があるがあるかチェックします。
その次に、4符のチェックは下の3つを確認します。
- 1,9字牌明刻(鳴いた暗刻)
- 2~8の暗刻
- カンチャン、ペンチャン、単騎待ち)+ツモ
例えば
(中暗刻 8符 +
暗刻 4符)
(
暗刻(8符)+
明刻)
(
暗刻 +カンチャンツモ)
ほとんどが、これです。
まとめると、
- 1,9字牌の暗刻があるか
- あと4符あるか
これだけ確認すれば、符計算はOKになります
すぐに上達したいならば
一番の上達方法は、自分で問題を作ってみることです。
それも、符ハネするような問題を作ってみましょう。
すると、符ハネするための条件というものが分かってきます。
是非、試してみたください。
最後に
今回も、裏技として説明したので、すべてが完ぺきではないです。
例えば、2~8の暗刻が2個ある場合とかも符ハネすることがありますが、
まずは、よく出る形で覚えてから、だんだんと広げていくといいと思います。
で対々和は40符と言いましたが、対々和は暗刻が多く大体、1,9字牌があるので40符になります。逆に、30符になる時を探してみてください。
そのように、まずは決め打ちで覚えてしまって、例外を段々と増やしていくと
覚えやすいのではないかと思います。
点数計算をマスターして、麻雀を楽しみましょう。


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